こんにちは。角刈りママです。
と言っても、本当に角刈りではありません。
現在、各地域で大流行中な夏風邪の一種【手足口病】。
流行警報がガンガン出されており、おこめが通う保育園でも感染者が続出しています。
おこめも、ついにその流行に乗っかってしまいました。
手足口病の症状は?実際どんなモンなの?治療法は?など、細かくぶった切っていきますよー!
いつ治る?三大夏風邪のひとつ【手足口病】の実態
手足口病とは
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)で、その他、コクサッキーウイルスA10などが原因になることもあります。
引用;厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html#hfmd01
三大夏風邪の一種、手足口病。7月の末くらいが流行のピークだそう。
しかし今年2019年は、例年に比べその感染者が爆発的。
地域によっては、流行警報が出ています。
“子どものときにかかればもう一生かかることはない!”というわけではなく、
むしろ大人になって感染した場合、子どもより重症化すると言われています。
手足口病の型は無数に存在するので、1回かかってもまた再発するんだとか。
手足口病の感染経路
感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染することです)が知られています。特に、この病気にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。理由は、子ども達同士の生活距離が近く、濃厚な接触が生じやすい環境であることや、衛生観念がまだ発達していないことから、施設の中で手足口病の患者が発生した場合には、集団感染が起こりやすいためです。また、乳幼児では原因となるウイルスに感染した経験のない者の割合が高いため、感染した子どもの多くが発病します。
引用;厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html#hfmd01
これを見ると、幼稚園・保育園、乳幼児交流施設など、子どもがたくさんいる場所からの感染が大多数の感じ。
おこめも、保育園からいただいた模様。
そうは言っても、飛沫感染や接触感染はどうにも避けられないもの。
目の前でくしゃみをするなー!なんて言えないもんね。
手足口病の症状
感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。しかし、まれですが、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。(特にEV71に感染した場合には、他のウイルスによる手足口病と比べて、中枢神経系の合併症を引き起こす割合が高いことが明らかとなっています。)また、手足口病の典型的な症状がみられずに重症になることもありますので、注意が必要です。なお、近年、コクサッキ―ウイルスA6感染により手足口病の症状が消失してから、1か月以内に、一時的に手足の爪の脱落を伴う症例も報告されていますが、自然に治るとされています。
手足口病にかかったこどもの経過を注意深く観察し、合併症に注意をする必要があります引用;厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html#hfmd01
基本的には、口の中や手のひら、足に赤い発疹がでる。そしてみんながみんな、高熱がでるということではない。
大人からしたら「手足口病なんてただの風邪でしょ?」と思ってしまうかもしれないけど、
髄膜炎などの合併症を引き起こす危険性もある。
ただの風邪が1番怖かったりするのよ。
特にまだ免疫力が弱い乳幼児は、大人が特段気を付けてみてあげないといかんということ!(わたし自身にも言い聞かせている真っ最中😓)
手足口病にかかった娘・おこめの症状
1日目
おこめが発症した日の朝、熱は37.2度。
まさか手足口病だとはこの時思ってもいなくて、『微妙だなぁ、、でも37.5度ないから登園できるなぁ・・・』と保育園に行かせました。
がしかし、登園後1時間すると保育園からお呼び出しのTELが。
「やっぱりな・・・熱上がったか。」と思いお迎え行くと、
既に元気はなく、38.5度。
「昨日から、手足口病のお子さんが多数出ていて、もしかしたらおこめちゃんも感染しているかもしれません・・。」と保育士に言われました。
おぉそれは大変だと、すぐ病院へ。
しかしおこめの症状は、
口の中の発疹⇒なし、喉の奥⇒小さいのが1~2個、手のひら⇒2個、足⇒その時はなし。
高熱により、元気がなく口数はいつもの1/100以下になった。
一方、食欲は割とありゼリーやヨーグルト、麦茶、素ラーメンなど、好きなものはバクバク食べていた。
医師からは、『冷たいものの方が喉を通りやすいので、本人が食べたいものを与えてあげてください』とのこと。
喉に発疹が少しあったのでちょっと痛いのかもと思い、医師の言うように食べたがったものを与えました。
2日目
そしてその発疹。
手や足、口の中はそれほど多くなかった。
が、一か所、赤いぽつぽつが多数でた箇所があった。
そこは、
女の子の大事な部分周辺。
おむつを換えるとき、拭こうと思ったらたくさん発疹が。
肛門周りも赤いぽつぽつがたくさん。
これにはびっくり。
そして、ほっぺたにもぷつぷつニキビみたく出てきた。
そういえば医師がボソッと言ってたなぁ。
「最近は、お尻に出る子のいるんですよ。ウイルスの変異ですかね」
変異?!
じゃあもう、おこめがかかったのは手足口病ではなく、
【ほっぺお股口病】じゃん。て思った。
従来の手足口病の発疹箇所とはズレてるなぁ。
これはね、ネットにもあまり書かれていなかったの。
お股やお尻に発疹がでること。
だから、お尻やお股に発疹が出ててナニコレ!?って思ってる人。
それ、もしかしたら手足口病かもしれないっす。
3日目
うわぁ・・出てきた出てきた。肘、膝の裏からふくらはぎにかけて、足の甲、お腹。
お股とお尻の発疹は少し治まってきた。
こんな感じの赤い発疹があちこちに出てきています。「痛そう・・」と思うんだけど、意外と本人はまったく痛がらず。不思議そうに『コレ、ナンダネ?』と指さして聞いてきました。
この発疹、1週間もすれば消滅するそう。
数週間後に爪が剥がれ落ちたりすることもあるようなので、今後変化があれば追記していきます。
それ以外は、熱なし・食欲旺盛・機嫌もいつも通り。
4日目・5日目
ふくらはぎ・太もも・お尻など下半身の広範囲に赤い発疹が出た。
上半身は腕くらいかな。そこまでもり上がった発疹ではなく、サーっと撫でると鳥肌のような手触り。特に痛がったり痒がったりしていないものの、細かいぼつぼつが無数にあるので、なんだかかわいそう。。
手足口病の予防法
特効薬がないのが、この病気の特徴。
つまり、かかってしまったらゆっくり休ませて、回復を待つだけっていうことしかできないのよね。
あまりにも発疹を痛がったり、高熱で苦しそうだった場合には、痛み止めや解熱剤をもらえたりするんだけど、ウイルスそのものを退治する薬はないってわけ。
なので、とにかく 普段から気をつけるしかないっていうね。。
手洗い・うがいは徹底
普段からしっかり行うことはあらゆる病気予防にもなるので、基本!
子どもが手足口病にかかったら、特にオムツ変え後の手洗いは、石鹸を使ってしっかり念入りに行ってください。
タオルの共有はNG
ウイルス保有者とのタオルの共有は避けましょう。家族内でも、一人1枚使うことを心がけてください!
マスク着用
手足口病のウイルスは、感染者の症状が治まっても、1か月間は残っているそうです。
飛沫感染するリスクを考え、マスクを着用必須!
おこめのようにまだマスクは難しいカモという場合は、ママやパパ自身がマスクを着用することをオススメします。
<予防グッズ>優秀すぎるパストリーゼ
保育園での感染は致し方ないけど、家庭内の感染を防ぐためにはこのパストリーゼが一番効いた。
うちは、キッチン・テーブル・ドアノブ・まな板・ソファ・洗濯直後の衣類など、
あらゆる物にシュッシュッシュッシュッ撒き散らしています。笑
日本酒造メーカーのドーバーが作っていて、なんと食物にも使える除菌スプレー。口に入れても問題ないものが多く食品添加物として分類されているので、飲食店でもガンガン使われているそう。
高濃度77%のアルコール含有なので、インフルエンザ菌にまで効くスグレモノ。
ただし、アルコール耐性があるノロウイスルには効かないので、ご注意を🧐
【パストリーゼ】
【ノロキラ―S】
手足口病の治療法
手足口病は、治った後も長期間便の中にウイルスが排泄されます。また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあるらしいのです。
繰り返しになるけど、日頃からのしっかりとした手洗いが大切ということ。
はい・・・今一度、自分にも言い聞かせます。
まとめ
風邪って言われちゃうとなんか軽く聞こえるけど、我が子が感染するとたかが風邪でもとても心配になります。熱で無口になったり笑顔がなくなったり、発疹が多数赤く腫れ上がったり。とても痛々しい。。
手足口病は必ずしも、手・足・口のみにできるわけではないことを、今回のおこめの症状をみて感じました。
そして、我が子の介抱するパパさんママさんも、家族内感染をしないように十分お気を付けくださいね。
はやく流行が収束しますように・・・!!切に願う。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
bye💋